2021/05/14 18:00


桐製品の仕上げ方法「うづくり仕上げ」


やさしい生活工房商品の「かるばこ」では、
カヤの根を干して束ねたうづくり器を使って、ひとつひとつ職人が仕上げています。

うづくり仕上げは、表面何度も擦り木目に凹凸をつけ年輪を浮かび上がらせる方法。
擦ることによって柔らかい夏目は、押されて削られ、硬い冬目が表面に残り凹凸ができます。

この方法で仕上げると、見た目の美しさだけではなく、硬い冬目が出ているのでキズが付きにくく、表面の凹凸は滑り止め効果も✨

柔らかい桐材は、この加工がしやすく、またデメリットを補ってくれるという点でも桐との相性の良い仕上げ方法です。