創業から100年を超える「ものづくり」その歴史が支える伝統技術

江戸時代より約300年の歴史をもつ桐工芸の街、埼玉県春日部では 伝統的な桐加工の技術が、腕の確かな工匠たちによって脈々と受け継がれています。

当社は、明治31年に埼玉県春日部市に桐箱製造業として創業いたしました。
100年を超える「モノづくり」で培った経験と技術を礎に、人の健康・暮らす楽しさ・心の豊かさを追求すると共に、伝統技術の継承と桐製品の未来像に挑戦しております。

桐の素晴らしい特性

日本人が好んで桐を用いたのは、その優美さばかりが理由ではありません。桐のもつ実用的な特性が、日本の気候風土に適していたからです。
現代の人々は、桐の優れた特性を知ることなく過ごしているのです。

桐の8種類の特色を古人の人々は暮らしに活かし、素晴らしい木材として長年使い続けられてきました。

桐箱

世界で唯一、桐を家具用材とするこの日本で、桐の収納具が庶民の間に広まったのは、江戸時代末期に桐箪笥が登場してからのことです。経済が著しく発展し、庶民の暮らしぶりがよくなると、増えた持ち物を効率的にしまうための収納家具が広く求められるようになったのです。場所を取らず、細かく仕分ける引き出しを備えた機能的な箪笥は、時代のニーズに応えた新しい収納家具でした。

『桐のある暮らし』 やさしい生活工房

現代の生活に合った使い方のアイデアと、家の中に違和感なく溶け込むようなデザイン。
古来より大切な品々の保存を任されてきた桐の特性をこれからはもっと自由に、もっと楽しく、もっと身近に活かしていきたい —— 。

メイド・イン・ジャパンだからこそ実現できる高い品質とデザインで、私たちは21世紀の日本に「桐のある暮らし」を提案しています。